今日の海外トレンド|日本で流行る前にチェック!
ホーム
SNS
📱TikTokにEUが激オコ!?最大6%の罰金リスクとその背景をわかりやすく解説
📱TikTokにEUが激オコ!?最大6%の罰金リスクとその背景をわかりやすく解説
5月 16, 2025
## 「TikTokって、まさかヤバいの…?」 2025年5月。 ヨーロッパの政治圏でちょっとした“デジタル地殻変動”が起きました。 EU(欧州連合)の執行機関である欧州委員会が、あのTikTokに対して\*\*「法律違反の疑いあり」\*\*と警告を出したのです。 その内容はというと、ズバリ「**広告の透明性が足りない**」。 そして違反が確定すれば、TikTokには\*\*全世界売上の最大6%\*\*という超ビッグな罰金が科される可能性もあるとか…! 「え、そんな大ごと?」「広告の透明性ってなにそれ?」と思ったあなた。 ここからは、話題の「デジタルサービス法(DSA)」とは何か、TikTokの何が問題視されているのか、私たちにどんな影響があるのかを、ざっくり&しっかり掘り下げていきます。 --- ## EUが定めた「デジタルサービス法(DSA)」って? ### ネットの“ルールブック”がアップデートされた まずDSA(Digital Services Act)とは、2023年からEUで本格施行された**インターネットの新しいルールブック**みたいなもの。 ターゲットは、GoogleやInstagram、そしてTikTokのような巨大オンラインプラットフォーム。 以下のようなことを“ちゃんとやってね”と義務づけています: * 違法コンテンツを放置しない * 広告は誰が出してて、どう狙ってるかを明示 * アルゴリズムの中身をざっくりでも説明 * 未成年ユーザーをちゃんと守る このDSAが登場した背景には、オンライン広告の**ステルス性やブラックボックス化**が問題視されていたことがあります。 ### 具体的にTikTokは何がNGだったの? EUの調査によると、TikTokには次のような“ルール違反”の可能性があるそうです: * **広告ライブラリがザルすぎ**:ユーザーが「この広告どこから?」と調べようとしても、ちゃんとした情報が出てこない。 * **ターゲット設定が不透明**:広告が誰を狙って表示されてるのか分からない。 * **選挙期間中の操作リスク**:どこかの国の誰かが、選挙に影響を与えるような広告を“バレずに”打ててしまうかも。 特にEUは選挙の公平性に神経質なので、これは見逃せない問題だったようです。 --- ## TikTokの言い分:「ちょっと待って、それ説明不足じゃない?」 もちろんTikTok側にも言い分はあります。 > 「私たちは透明性を高める努力を続けていますが、欧州委員会が正式なガイドラインを出さずに“とりあえずこれはNG”って言ってくるのはどうなの?」 要するに、「まだルールがはっきり決まってないのにペナルティっぽいことされるのはキツいっす」という主張。 現時点では“予備的な通知”という段階で、TikTokはこれに対して反論や改善案を提出するチャンスがあります。 --- ## 背景にあるEUの本音:選挙と誤情報リスク なぜここまで厳しいのか? それは、**政治とSNS広告の関係**が年々、危うくなってきているからです。 たとえば2024年、ルーマニアの大統領選では、「ロシア系の情報操作」がTikTokなどを通じて行われたのでは?と疑われる場面もありました。 EU側からすると、「広告の中に、実は誰かの“政治的な意図”がこっそり仕込まれてるかも…」という疑念は、無視できないわけです。 欧州委員会の技術副委員長・ヘンナ・ヴィルクネン氏もこうコメント: > 「広告がどこから来て、誰を狙ってるのかが見えなければ、民主主義そのものが揺らぎかねません」 これはたしかに…言われてみれば納得です。 --- ## TikTok、実は“広告問題”だけじゃなかった… 実は、TikTokがEUと揉めているのは今回が初めてではありません。 ### ● 未成年者データの扱いでも過去に大バトル * 2023年、TikTokは「子どもの個人情報をちゃんと守ってない」として、アイルランドのDPCから\*\*3億4500万ユーロ(約450億円)\*\*の罰金。 * さらに2025年には「欧州ユーザーのデータを中国に不正転送してた」として、\*\*5億3000万ユーロ(約700億円)\*\*のペナルティも追加。 …もう、罰金だけで国の予算組めるんじゃ?というレベル。 ### ● アルゴリズムも「ちょっと怖い」扱いに TikTokのAIアルゴリズムは、ユーザーの興味を精密に分析して、次々に関連動画を流し込んできます。 でもそれがあまりに精度高すぎて、“偏った思想”や“極端な内容”にユーザーを引きずり込むいわゆる**ラビットホール現象**を引き起こしている、という懸念も。 特に10代にとっては、こうした誘導が**メンタルヘルスに影響する**と問題視されています。 --- ## 私たちユーザーができることは? この問題、TikTokだけの話じゃありません。 私たち自身が“ちゃんとした情報にアクセスできるか”が問われている時代です。 ここでちょっと、ユーザーとして取れる行動を考えてみましょう。 ### ✅ 情報の出どころをチェックしよう 広告やニュースっぽい投稿を見かけたときは「これ、どこが出してるの?」と自分に問いかけるクセを。 怪しいと感じたら、X(旧Twitter)やGoogleで裏取りをしてみるのも手です。 ### ✅ プライバシー設定、いじってる? SNSの設定画面って、ついつい放置しがち。 でも、TikTokでもInstagramでも「広告パーソナライズをオフにする」などの選択肢があります。月イチくらいで見直すと◎。 ### ✅ 子どもと一緒に学ぼう もし自分に弟妹や子どもがいるなら、一緒に「ネットのウラ側」を学ぶチャンスかも。 「こういう広告って、実はね…」みたいに、日常会話の中で自然に情報リテラシーを育てられるとベスト。 --- ## まとめ:TikTokの罰金は“始まり”かもしれない 今回のEUによる警告は、TikTokにとって確かにピンチ。 でもこれって、**すべてのSNSが今後直面する課題**でもあります。 透明性って何? アルゴリズムって誰のため? 広告って、私たちの行動にどれだけ影響してるの? そんな問いを、ユーザーの立場から投げかけることが大切なんです。 SNS時代を生きる私たちこそが、情報を「見るだけ」じゃなく「選べる」ようになっていきましょう。 --- 📝 **参考リンク(全て検証済)** 1. [AP News - TikTok accused of breaching EU digital rules](https://apnews.com/article/f2f46d5d31b29764b62155ef5679e8e4) 2. [Reuters - TikTok charged with breaching EU online content rules](https://www.reuters.com/sustainability/boards-policy-regulation/tiktok-charged-with-breaching-eu-online-content-rules-2025-05-15) 3. [Financial Times - EU takes action against TikTok](https://www.ft.com/content/6feebcf5-a1cb-4507-a691-211173dc84d6) 4. [Wikipedia - TikTok](https://en.wikipedia.org/wiki/TikTok)
SNS
コメントを投稿
0 コメント
Most Popular
2026年メイクトレンドは“色と質感の解放”へ——ビビッドカラーと未来系ラメで楽しむ自分らしさ
12月 08, 2025
欧州で進む「車のリサイクル革命」──循環経済を本気で動かすEU新ルールとは
12月 16, 2025
ラッコは水を掻き、開発者はコードを舞う:Android Studio Otter 2がもたらす速度と知性の協奏曲
10月 20, 2025
Tags
AI
SNS
アニメ
インターネット
エンタメ
ガジェット
ゲーム
サイエンス
スポーツ
セキュリティ
ソフトウェア
ドラマ
ビジネス
ファッション
ライフスタイル
ライフハック
飲食
映画
音楽
環境
経済
健康
政治
美容
有名人
旅行
このブログを検索
12月 2025
47
11月 2025
91
10月 2025
93
9月 2025
90
8月 2025
88
7月 2025
92
6月 2025
82
5月 2025
50
4月 2025
17
Powered by Blogger
不正行為を報告
Contact form
0 コメント