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ハリウッドが夢中になる“縦型ミニドラマ”とは? スマホ時代の新エンタメ革命
ハリウッドが夢中になる“縦型ミニドラマ”とは? スマホ時代の新エンタメ革命
6月 04, 2025
## スマホ片手にドラマを楽しむ新時代がきた! 最近、「縦型ミニドラマ」って言葉、SNSで見かけませんか? これは、スマホを縦にしたまま観られる、1話1分くらいの超短尺ドラマのこと。TikTokやインスタのリールと同じ感覚で、さくっと観られるのがウケてるんです。 実はこのスタイル、中国ではすでに爆発的な人気を誇っていて、なんと市場規模は7,500億円超え! そんな勢いを受けて、いよいよアメリカ、そしてハリウッドでもこのフォーマットに本気で乗り出してきました。 --- ## そもそも「縦型ミニドラマ」ってどんなもの? 縦型ミニドラマは、縦長のスマホ画面(9:16)にぴったり収まる短編ドラマ。 1話はだいたい1分前後で、何話も連続再生されるスタイルです。通勤中やランチの合間にサクッと観られて、思わず「もう1話!」と止まらなくなる“中毒性”が魅力。 TikTokやInstagram Reelsみたいなショート動画文化と相性抜群で、特に10〜30代の若者を中心に人気が加速しています。 --- ## 中国発のブーム、アメリカを席巻中 このフォーマットが生まれたのは中国。 2024年には中国国内での市場が53億ドルに達し、“観るマンガ”みたいな存在として定着しました。テンポの良い展開、ドラマチックな演出、イケメン&美女のキャスティング…まさにスマホ向けに最適化されたドラマなんです。 そして2025年、ついにアメリカにもこのブームが上陸。 「ReelShort」や「DramaBox」といったアプリが人気を博し、ハリウッドの大手スタジオも「この波には乗らないとヤバい」と本格的に動き始めています。 --- ## ハリウッドも本気! 巨大スタジオの参入が続々 Lionsgate、Hallmark、TelevisaUnivisionなどの有名スタジオが、次々と縦型ミニドラマの制作に名乗りを上げています。 たとえば、ラテン系最大のメディアグループTelevisaUnivisionは、自社のストリーミングサービス「ViX」で40本以上の縦型ドラマをリリース予定。 さらに面白いのは、インフルエンサーのマネジメント会社もこの動きに乗って、アプリ上でバズってる俳優や女優を発掘 → 本格起用する動きまで出てきている点。 スマホで観るドラマが、リアルなスター誕生の場にもなってきています。 --- ## なぜそんなに人気?その理由とヒット作 最大の魅力は、なんといっても「手軽さ」と「没入感」。 1話1分とはいえ、内容はかなり濃く、続きが気になって止められない。しかも縦型だから、余計な演出が削ぎ落とされてキャラクターの感情や表情がダイレクトに伝わるんです。 実際にバズっているタイトルをいくつかご紹介すると… * 『The Double Life of My Billionaire Husband』 * 『Fake Married to My Billionaire CEO』 * 『True Heiress vs. Fake Queen Bee』 どれもいかにも“昼ドラ的”な香りのするタイトルですが、それがまた中毒になる理由。テンプレ感が逆に安心感を生んで、ファンが増えてるんです。 --- ## 制作コストは?儲かるの? 縦型ミニドラマは低予算で作れるのも魅力。 1シリーズ20〜30話でも、制作費は約11万ドル(約1,600万円)程度。セットも基本的にミニマルだし、出演者も少人数、撮影時間も短い。 じゃあ儲けはどこで?というと、答えは「アプリ内課金」「広告」「バーチャル通貨」です。 気になる続きは課金で解放、ストーリーを応援すると“バラ”や“ギフト”が送れる、など、中国で流行った収益モデルがそのまま輸入されています。 --- ## 視聴者の反応と今後の未来 ユーザーからは「スキマ時間にちょうどいい!」「1話が短いからつい何話も観ちゃう!」という声が多数。 特に10〜40代のSNS世代にとって、スマホ1台でサクッとドラマが観られるのは大きな魅力。「ストリーミングの次は縦型ドラマ」と言っても過言ではありません。 実際に、NetflixやAmazon Prime Videoもこのフォーマットに関心を示しており、今後さらに大手も参入してきそうな勢いです。 --- ## 日本でもハマる?その可能性は大 日本は、世界でも指折りの「スマホ動画先進国」。 YouTubeやTikTokの視聴時間は世界トップクラスで、縦型ミニドラマとの相性は抜群です。 さらに、日本には漫画、ライトノベル、恋愛ゲームなど、短編ストーリーの宝庫がたくさん。これらのIP(知的財産)をベースにすれば、日本オリジナルの縦型ドラマが世界でウケる可能性も十分ありそうです。 --- ## まとめ:スマホ時代の“ドラマ”は、縦で来る! 縦型ミニドラマは、スマホ時代を象徴する新しいエンタメです。 手軽さ、中毒性、低コスト、SNSとの親和性――これらすべてを兼ね備え、まさに「令和の昼ドラ」とも言える存在に。 中国→アメリカ→そして次は日本へ。 この新しい波に、乗らない手はないかもしれません。 --- ## 参考リンク * [Business Insider: ハリウッドが縦型ミニドラマに注目](https://www.businessinsider.com/hollywood-wants-to-capitalize-on-mini-vertical-dramas-reelshort-2025-5) * [Fast Company: 縦型ドラマの人気と成長](https://www.fastcompany.com/91335622/vertical-dramas-soap-operas-made-for-phones-popular-la) * [NPR: マイクロドラマの魅力](https://www.npr.org/2025/03/19/nx-s1-5330470/micro-drama-soap-opera-app) * [The Guardian: 縦型ドラマの市場予測](https://www.theguardian.com/tv-and-radio/2025/apr/04/tv-serials-vertical-drama-phones-grip-viewers)
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