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ブレイク・ライヴリー炎上の裏側:SNS操作とフェミニズムの攻防
ブレイク・ライヴリー炎上の裏側:SNS操作とフェミニズムの攻防
5月 07, 2025
ブレイク・ライヴリーが主演を務めた映画『It Ends With Us』。本来なら、2024年8月の公開とともに話題になるべきはずのこの作品。でも、実際に注目を浴びたのは映画の内容ではなく、その舞台裏。撮影中のトラブルや、出演者同士の訴訟、SNSでの炎上騒ぎがネット上で大きな話題を呼んでいます。 この出来事は、現代のエンタメとSNS文化、そしてフェミニズムが交差する象徴的なケースと言えるかもしれません。 --- ## 映画の舞台裏で何が起きたのか? 『It Ends With Us』は、ベストセラー作家コリーン・フーバーの原作を元に制作されたロマンス・ドラマ。ブレイク・ライヴリーとジャスティン・バルドーニという豪華な主演陣が話題を集めましたが、問題はその裏側にありました。 2024年12月、ライヴリーはバルドーニからのセクハラや不適切な言動を訴えて、カリフォルニア州の公民権局に正式な申し立てを提出。彼女の主張によると、バルドーニが無断でメイク用トレーラーに侵入してきたり、不快な性的な話題を持ち出したりしたというのです。 さらに驚いたのが、彼女による「SNS上での中傷キャンペーン」の告発。バルドーニとプロデューサーのジェイミー・ヒースが、SNSやメディアを使って彼女の評判を意図的に落とそうとしたという内容でした。 当然ながら、バルドーニ側も黙ってはいません。彼はライヴリーの訴えを真っ向から否定し、彼女と夫のライアン・レイノルズ、広報担当者を名誉毀損などで逆提訴。なんと4億ドル(約620億円!)の損害賠償を求める裁判に発展しました。このドロ沼劇は、2026年3月に裁判で決着を迎える予定です。 --- ## 保守派が火に油?SNSでの論戦 このニュースは瞬く間にSNSで拡散。アメリカの保守派論客たちが一斉にライヴリーを批判し始めました。 特にキャンディス・オーウェンズやメーガン・ケリーといった有名コメンテーターたちは、「またフェミニストの被害者ムーブか」といった調子で彼女を非難。「自己中心的なヒステリーだ」なんて、まるで時代錯誤なコメントも飛び交いました。 このような声に乗じて、SNS上にはバルドーニを擁護する投稿が大量に出現。その中には、「彼女は嘘をついている」と断言するものまでありました。 --- ## 拡散の裏に“ボット軍団”の影 でも、これらの擁護投稿の中には“仕組まれたもの”があった可能性があると専門家は警鐘を鳴らしています。 データ分析によると、バルドーニを擁護するツイートのうち、なんと80%以上が“ボット”による自動投稿の疑いがあるとのこと。つまり、人間ではなくプログラムが一斉に投稿して世論を誘導していたかもしれないというわけです。 実はこれ、ジョニー・デップとアンバー・ハードの裁判の時にも見られた現象。感情的な話題にボットを使って世論を操作し、味方を増やすというやり方は、もはやSNSの“裏技”のように使われているのかもしれません。 --- ## 日本でも他人事じゃない、この問題 この話、海外のセレブの間だけの出来事だと思っていませんか?実は日本でも、SNSをめぐる“情報操作”や“炎上商法”が見え隠れする場面が増えてきています。 たとえば、有名人の発言が「フェミニズム的」と捉えられて炎上したり、逆に保守的な価値観が叩かれたり…。正義や善意の主張も、SNSの中では一瞬で「敵」と「味方」に分断されてしまうのが今の現実です。 だからこそ、私たち一人ひとりが「これは本当に本人の言葉なのか?」「誰が得をする情報なのか?」と一歩引いて見る目を持つことが大切なんですよね。 --- ## まとめ:現代の“炎上”は、もっと複雑になっている ブレイク・ライヴリーの騒動は、単なるゴシップではなく、現代のSNS文化やフェミニズム、そして“誰が真実を語るのか”という大きなテーマを含んでいます。 インフルエンサーやセレブの発言が一瞬で拡散し、それが意図的な操作だったかもしれないとしたら…私たちが今、SNS上で見ている“声”の正体は一体何なのか? これからの時代、「何を信じるか」は、誰が発信したかよりも、「どう発信されたか」を見極める目にかかっているのかもしれません。 --- ## 参考リンク(事実確認済) * [The Guardian: "It's the misogyny slop ecosystem!"](https://www.theguardian.com/film/2025/may/06/misogyny-slop-it-ends-with-us-america-rightwing-blake-lively-justin-baldoni) * [AP News: "Blake Lively and Justin Baldoni get March 2026 trial date"](https://apnews.com/article/9f40635a679b8e505fd403a337e1ad85) * [Glamour: "You Fell For an Alleged Smear Campaign Against Blake Lively. Now What?"](https://www.glamour.com/story/you-fell-for-an-alleged-smear-campaign-against-blake-lively-now-what) * [Marie Claire: "Blake Lively has spoken out about her 'intense year' amid legal battle"](https://www.marieclaire.co.uk/celebrity-news/blake-lively-on-intense-year)
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